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阪神間には、海や川など水との関わりの深いまちが多数存在し、各地で水辺を活かした魅力的なスポットづくりや交流活動が行われています。
とりわけ「阪神なんば線」によってつながるエリアにはこのようなスポットが多いことから、「阪神間の水辺をネットワークする鉄道」と言い換えることもできそうです。
そもそも鉄道がなかった時代には、海や川を利用して人やモノ、情報が行き交う「舟運」に頼っていたわけですから、水辺にあるまち同士のつながりは、今よりもっと密接であったのかもしれません。
そこで今回は、水辺に近接するまち同士の交流を深めようとするイベントとまちづくり活動をご紹介しましょう。 |
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◆リバーフロントを舞台に、町の魅力を再発見しよう
大阪では、水面面積が市域面積の1割を占めるほどで、古くから「水の都」として讃えられてきたまちです。
10月6日に実施された「3区物語」イベントは、尻無川、木津川を境にして隣接する大正区・西区・浪速区が、「川」と「リバーフロント」を舞台に交流を深め、まちの魅力を再発見しようという想いのもとに実施されたものです。
イベントのメイン会場となった京セラドーム南公園付近では、カラフルなテントやパラソルが水辺の散策路を彩り、浪速区のタイ料理、大正区の沖縄料理などのグルメ屋台から立ち上る香ばしい薫りが、水辺カフェテラスにエスニックな趣を添えていました。
さらに水上では艀を利用してステージが組まれ、だんじり囃子、子ども鼓笛隊、アマチュアバンドによる演奏などが次々と繰り広げられ、のんびり飲食を楽しみながらステージに見入る人で大いににぎわっていました。
他にも川べりでは、子育て支援グッズのフリーマーケット、クラフトコーナーなどのファミリー向けのイベントも催され、幅広い年齢層が楽しめる趣向が凝らされたものとなっていました。
中でも今回のメインイベントは「河川を8の字に巡る市内クルーズ」で、200名弱の定員制のところを、600名を上回る応募が寄せられるほどの人気であったそうです。 |
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◆大阪市内ぐるっと8の字クルーズ
市内の内港と河川を一筆書きのように巡るクルーズは、A〜Cの3コースに分けて実施されました。なかでもCコースは3時間半かけて水辺の魅力スポットを満喫するもので、大変な人気であったそうです。
Aコース:岩崎港〜木津川〜堂島川〜東横堀川〜道頓堀川〜岩崎港
Bコース:岩崎港〜尻無川〜大正内港〜木津川〜岩崎港
Cコース:A・B両コースを巡る
クルーズのなかでも印象的であったのは、緑豊かな水辺と歴史的建造物や背後の高層ビル群が美しくマッチした中之島近辺の風景、遠方に大阪城を臨む大川付近、東横堀川の水門のシステム、岩崎港から尻無川にかけての鉄工業地帯などで、普段道を歩いたり車窓から目にするだけでは見ることのできない風景に出会い、感動もひとしおでした。
大阪はさすがに「八百八橋」と言われただけあり、クルーズ中にくぐり抜けた橋の数は覚えていられないほどでした。橋桁の極端に低い場所は屋形舟の屋根を支える柱が自動で折り曲がる構造の船を利用し、乗客も頭を上げ下げして運行に協力するのもクルーズの楽しみのひとつでありました。
また、途中で行き交う船も公共の渡船あり、水上バス、リムジン、屋形船等々とバラエティに富み、水辺を楽しむための機会は意外と多そうだと思わせてくれました。
人と水辺との関わり方も多様で、水辺にベランダやサンルームを設けた素敵な住宅やお店も増えつつあるようです。また水辺の空地に野宿者のテントハウスが並ぶエリアも残っており、かつて水上生活者が多数存在した頃の思い出話を参加者から聞くこともできました。
クルーズ途中には、あちこちで椅子を持ち出して釣りを楽しむ人や、水辺の緑地でのんびり読書やおしゃべりを楽しんでいる人の姿も多く見かけることができました。
ところで、今回のクルーズイベントの水先案内人を務めて下さったのは、各区の「未来わがまち会議」に所属する市民ボランティアの方々でした。参加者も地元住民が大半であったでしょうが、「いつも自転車で通ってるとこや!」「こんな面白いとこがあったなんて知らんかったわ!」という感嘆の声があちこちから上がるほどで、わがまちとその近辺の新たな顔にふれることのできる貴重な機会になったことでしょう。 |
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<大阪の水辺まちづくり活動情報サイト>
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